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過眠

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GOG2垂れ流しの時間だオラァ! :: 2017/05/14(Sun)

ガーディアンズオブギャラクシー2見てきて完全に心が活きてきたんでその話しますね

※ネタバレ、見てきたのを前提で話を進めます

ヨンドゥの話

兎にも角にもまずヨンドゥ・ウドンタなんですけど、1作目も楽しく見ててでも
ヨンドゥとピーター・クイルの親子関係はあんまり注視してなくてだから2作目でハワワ・・・ハワワ・・ってなって
1作目見返したんですけど 伏線というか不器用な愛情は初回からきちんと形になって示されてたんですね

ヨンドゥはかつてはクイルと近い感受性というか、世界観にいて、けど彼は掟を守れなかった
掟を守ることが出来なかったヨンドゥが辿り着いたところ、いやな表現でいうと落ちてきたところが
ラヴェジャーズの世界観 掟を守れなかったら殺す、殺して盗む、強盗や盗賊の類で
2作目の元仲間に裏切られて殺戮状態に陥ったのは身も蓋もないけど自業自得でしかなくて、
だけど、誘拐してきた幼いクイルを依頼主に送り届けることを果たしてたら起こりえなかったことなんじゃないの?って
なるかもしんないんだけど、
ヨンドゥはある程度クイルの持つ世界観を優先してやっていたんじゃないかなって
1作目でドンパチやりはじめようとしたロケットたちに対して、「俺の船では誰も殺させない!」ってクイルが怒鳴るのは
彼がかつて住んでいたヨンドゥの船では、殺されることが日常的にあったんじゃないかなって
ヨナンのような気分次第で殺す類ではなくとも、殺害という選択肢が気軽にある場所だった
それがクイルにはうんざりだったんじゃないかなって思いました 
けどヨンドゥの船から出て行くことも出来ず、殺しで手を汚すこともせず、ただ身内から盗むという
中途半端だったんだろうなって 掟をやぶったクイルがガモーラと共に戻って来た時、
「お前はびびってる、ヤワだからだ」って胸を叩いて怒鳴っていたのも
クイルが自身の世界観を確乎として守ることも、腹を決めてヨンドゥの世界観を選ぶこともせず
ただそれが全ての原因であるように自分を攫ってきたことを詰る、もちろんヨンドゥがまず悪いんだけど
小学生のときにいじめられたことを成人した今詰るような 起こってしまったことだけど
今、それはどうしようも出来ないじゃないっていう それを言い続けたって何にも動かない
クイルを詰るヨンドゥもなんかすごい口惜しそうに見えるんですよね
クイルの世界観を優先してきてやりたかったけれども彼はもう全然幼くなくて
誤魔化しもきかなくなってきてる 仲間たちが船長はクイルに甘いって 
まだ冗談交じりだけど、危険信号は出てたわけで いずれどうにかしなくちゃいけない問題だった
 「俺が殺すから生け捕りにしろ」も掟をやぶったクイルをどうにか誤魔化そうとしてたんじゃないかなって思いました
かつて若い頃ヨンドゥが踏みにじってきた世界観を、クイル自身が持つ掟をヨンドゥは守ってやりたかった
けどそれを選ぶことはヨンドゥが今身を置いている世界観の掟に反する
掟を守らなければケジメをつけられるのはヨンドゥも例外ではなくて だからこそ2でああなったわけで

あとなんかもうヨンドゥが「sorry boy」ってクイルに言うのがなんかもうなんか語彙がなくなるたまんなかったんですよもう
たまんなかった・・・・・・・・・・・・・・・・なんどもちょろまかしてきたけどもう駄目だよって誤魔化してやれないよって
ケジメをつけるぞォ!ってなったときもヨンドゥは背を向けてやろうとするんですよね見たくないんじゃないかって
クイルを殺す口笛をふくために息を吸う仕草が痛ましいくらいなんですわ いやよくも見逃してたよねってもう
「儲け話がふいになるぞ」ってクイルが切り出したとき、「おっどうすんだ」って顔で、そのあとにやーって笑うのが
これまで彼なりに保護してきたクイルがやっと自分で選択した行動を喜んでるんじゃないかって思って 思って
初回見てたときは儲け話に喜んでたのかなって見てたけど…2作目を見て染みてくるいろんな行動
クイルが誤魔化してヨンドゥに渡したポッドを開けたとき、入っていたのはクイルの船にのってた人形で
それをみてまたにやにやするのがなんか なんかね
こう周囲が儲けたぞイエー!って馬鹿騒ぎしてるなかヨンドゥはちょっとテンション低い気がして
いやもしかして淋しいんじゃって思いました 2作目をみたあと1作目をみるとそう思いました
そんでポッド開けてクイルの船にいた人形をみてニヤニヤするみたいな なんかそういう解釈もあっていいんじゃないかなって
2作目の話をしろよって私がいま一番思ってます ほぼ1の話だこれ
記憶が鮮明すぎてぜんぜん飲み込めてないっていうか…かみ砕けてないっていうか
明快やったろって言われればほんとそうなんですけど はあはあ言いながら泣きました虫の息でした
宇宙へ排出されたとき、ヨンドゥがクイルの頬あたりをぽんぽん、て叩く仕草が
寝かしつけかと思うほどやさしくてそんなん そんなん泣いてしまう

あと利己的な腐女子の気持ちとしては裏切られたとはいえ1作目から同じ船に乗ってた仲間を
コミカルに殺戮していくヨンドゥ一切葛藤、躊躇いの類がなくてピーター・クイルのことを
ほんとにクソ依怙贔屓してたんだろうなってひっしひし感じました。肌で伝わった。
また見に行くんで2のヨンドゥのこまごましたことをまた言うかもしれません。
ヨンドゥ船長クイルのことめっちゃboyboy言うやんけ…図体がでかくなってもヨンドゥにはクイルがboyに見えてるわけで
ほんと・・・依怙贔屓してたんじゃないかって……
あと今回で完全に覇権を得たなって思ったのはロケピタです。ありがとうな


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ナイチンゲール/トニキャプ :: 2016/05/05(Thu)





「君は、僕の顔がすきなのか?」
「顔もまあ、好きだ」

液晶パッドから顔も上げずに言ったスティーブにトニーは間髪入れず答えた。
先ほどまでは、液晶パッド相手に四苦八苦しているスティーブを眺めていると「どうした?」とか「なに?」とか
いちいち反応していたが、「いや」「なにも?」としか答えないでいたらそのうち何も言わなくなった。
スティーブは顔を顰め面らしくしてパッドを置いた。

「茶化すのはやめろ」
「茶化してない」
「あのな、そうやってすぐ人をからかったりして……ん、む」

彼の皮膚は傷一つ無くて、つるつるしている。唇だって生まれたてみたいにいつも赤かった。
何度も仕掛けているのだから、もう慣れてきてもいいはずだけれどスティーブの唇を通して
その体が固く強張るのを感じる。ふ、ふ、と教えた通り鼻でせわしく呼吸をしていて、
トニーはいとおしさで胸が潰れそうになった。こんな為りでからかわないでいられない。
石膏のようになめらかな背中を撫でる。数時間前は、青紫色の苔のような痣が残っていたのに今はあとかたもない。
奧へひっこんだ舌を追い掛けると、上半身を起こしてうつ伏せていたスティーブの体も後ろへ傾いていく。
流し込んだ唾液を嚥下するのがしゃっくりみたいな舌の動きでわかった。
ようやく満足できた気がして、最後に唇のてっぺんに触れるだけのキスをして体を離す。
スティーブはふっ、と湿気った息を吐いて「休憩はもういいのか?」と高圧的に笑った。
しかし彼はそう言いながら、シーツをトニーの肩口まで引き上げている。
掌はシーツを隔てて腰の辺りに置かれたまま、あやすようにとんとん、と指先で叩かれる。
口をきいたら全部台無しにしたくなるような気がしたから黙っていた。
外は明るくて、日の光は強い。雲一つ見えなかった。正午を過ぎているのかも知れない。
彼の皮膚は匂いたつようにあたたかだった。けれど、脈の音は聞こえなかった。
トニーはぎゅうぎゅうとスティーブを抱き締める。こんなこと一度もしたことがない。
親の恋しい子どもじゃあるまいし。彼はされるがままだ。

「……なあロジャース、君はいつここへ来たんだっけ」

トニーはつとめて冷静に覚醒する手順を踏む。
責任をもつ人間は、果たさなきゃいけないことも山積みだ。おちおち寝てもいられない。

「さて、いつだろう」

スティーブは歌うように、朗らかに答えた。
しかし、負けじとトニーに縋り付いた腕は岩のように強固だった。
彼はやわらかいベッドは慣れない、とよく言っていた。
初めて彼を自分の部屋へ案内した日、「ねえ、僕はソファーで寝るよ」と言った途方にくれた声も覚えている。
頭がきりきりと痛む。早く目を覚ましたい。どんなに暖かくともスティーブのにおいはどこにもない。
困りきって、彼の名前を呼んだ。


「あんただけでいいと言えたらどんなに」

スティーブは目をしばたいて、トニーの言葉をしみじみと噛み締めた。
彼は額を肩へ押し当てて、かたくなに顔をあげようとしない。「トニー」ととびきり甘やかに呼んでも。
短く切りそろえられた髪を梳く。僕はあらゆることから君を取りあげる。君の家族からも、君を手に入れるに相応しい人からも。
あなただけだ、と瞳を覗きこんで言うことが出来ないとして、それがなんだっていうんだろう。

「トニー」

後頭部から、耳の後ろを辿って太い血管の通った首へ手を置く。
トニーの項に、夜明け前に目覚めた時のようにぷつぷつと鳥肌のたっていくのが見えた。それでも動かなかった。
頭のてっぺんに唇を押しつけた。君はここ最近あまり眠れてないね。

「いつでもよんでくれ」



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CW直後の夢の話で~~~~~~~s
キャップアンソロジーかよってぐらい乱立してたねフラグ

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